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06月04日-01号

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  1. 流山市議会 2020-06-04
    06月04日-01号


    取得元: 流山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    令和 2年  6月 定例会(第2回)令和2年6月招集流山市議会定例会会議録(第1号)1  日  時   令和2年6月4日午前10時開議                       1  場  所   流山市議会議場                               1  出席議員   28名                                        1番   渡  辺  仁  二  議員     2番   大  野  富  生  議員     3番   岡     明  彦  議員     4番   高  橋     光  議員     5番   野  田  宏  規  議員     6番   近  藤  美  保  議員     7番   戸  辺     滋  議員     8番   西  尾     段  議員     9番   大  塚  洋  一  議員    10番   野  村     誠  議員    11番   坂  巻  儀  一  議員    12番   石  原  修  治  議員    13番   菅  野  浩  考  議員    14番   植  田  和  子  議員    15番   笠  原  久  恵  議員    16番   森  田  洋  一  議員    17番   加  藤  啓  子  議員    18番   斉  藤  真  理  議員    19番   阿  部  治  正  議員    20番   中  村  彰  男  議員    21番   楠  山  栄  子  議員    22番   森     亮  二  議員    23番   藤  井  俊  行  議員    24番   中  川     弘  議員    25番   海 老 原  功  一  議員    26番   小 田 桐     仙  議員    27番   乾     紳 一 郎  議員    28番   青  野     直  議員1  欠席議員   なし                                    1  出席理事者                                          市   長   井  崎  義  治      副 市 長   石  原  重  雄      教 育 長   田  中  弘  美      上 下 水道   志  村  誠  彦                              事業管理者                   総 合 政策   須  郷  和  彦      総 務 部長   渡  邊  雅  史    部   長                   (総務部                   (工事検査                   次長総務         室 長 事務                   課 長 事務                   取 扱 い)                   取 扱 い)                   財 政 部長   浅  水     透      市 民 生活   伊  藤  龍  史                              部   長                   健 康 福祉   早  川     仁      子ども家庭   秋  元     悟     部   長                   部   長                   経 済 振興   恩  田  一  成      環 境 部長   大  島  尚  文    部   長                                           (農業                                           委 員 会                                           事務局長                                           併 任 )                                           まちづくり   石  野  升  吾      土 木 部長   石  井  菊  次      推 進 部長                                           会計管理者   高  崎  輝  久      選 挙 管理   染  谷  忠  美                              委 員 会                                事 務 局長                   監 査 委員   菊  池  義  博      教 育 総務   菊  池  智  之      事 務 局長                   部   長                   学 校 教育   前  川  秀  幸      生 涯 学習   飯  塚  修  司     部   長                   部   長                   消 防 長   北  野  浩 一 郎      総合政策部   中  野  秀  紀                              次   長                                           (兼企画                                           政策課長)                   秘 書 広報   若  林  克  彦      マーケティ   河  尻  和 佳 子      課   長                   ン グ 課長                   情報政策・   内     安  広      総 務 課   帖  佐  直  美       改 革 改善                   政 策 法務        課   長                   室   長                   人 材 育成   寺  門  宏  晋      財 産 活用   石  川  博  一      課   長                   課   長                   財産活用課   井  上  雅  之      財政部次長   根  本  政  廣     ファシリティ                  (兼資産税                    マネジメント                  課 長 )                   推進室長                                           財 政 調整   村  山  智  章      税 制 課長   鈴  木  貴  之      課   長                                           税 制 課   佐 々 木  武  男      市民税課長   大  竹  哲  也      債 権 回収        対 策 室長                                           市民生活部   小  山  規  夫      市民生活部   吉  野  教  生    次   長                   次   長                   (防災                     (兼保険   危機管理                    年金課長)                  担 当 )                                           市 民 課長   鈴  木  宏  美      コミュニティ   斉  藤  昌  克                              課   長                   防 災 危機   大  津  真  規      健康福祉部    豊  田  武  彦     管 理 課長                   次   長                                          (兼介護                                           支援課長)                   健康福祉部   伊  原  理  香      社 会 福祉    石  戸  敏  久    次   長                   課   長               (兼健康                                    増進課長)                                           高 齢 者   木  村  正  宏      障 害 者    宮  澤  敏  幸     支 援 課長                   支 援 課長                   児 童 発達   秋  元  結 香 里      子 ど も    熊  井     彰    支援センター                  家庭部次長                   所   長                  (兼子ども                                           家庭課長)                   保 育 課長   秋  谷  大  和      経済振興部    渋  谷  俊  之                             次   長                                           (兼商工                                           振興課長)                   流山本町・   井  戸  一  郎      農 業 振興    染  谷  秀  則   利 根 運河                   課   長            ツーリズム                                      推 進 課長                                           環境部次長   小  野  満 寿 夫      環 境 政策    伊  原  秀  明   (兼クリーン                  課   長         センター                                           所   長)                                           まちづくり   平  田  修  巳      まちづくり   長  橋  祐  之     推進部次長                   推進部次長                                           (兼都市                                           計画課長)                   まちづくり   梶     隆  之      まちづくり   秋  元  敏  男      推 進 課長                   推 進 課                                           西 平 井・                                 鰭ケ崎区画                                           整 理 室長                   まちづくり   酒  巻  祐  司      み ど りの   本  田  英  師      推 進 課                   課   長              交 通 計画                                推 進 室長                                           建 築 住宅   伊  藤  直  人      宅 地 課長   大  徳     治      課   長                                           土木部次長   池  田  輝  昭      道 路 管理   染  谷  祐  治      (兼河川                    課   長   課 長 )                                           道 路 建設   遠  藤  康  弘      会 計 課長   佐 々 木  和  美      課   長                                           上下水道局   矢  幡  哲  夫      上下水道局   竹 之 内  裕  樹    次長(兼上下                  経 営 業務                   水道局水道                   課   長                  工務課長)                                           上下水道局   浅  川     晃      選 挙 管理   堀  越  雅  男     下水道建設                   委 員 会         課   長                   事務局次長                   監 査 委員   横  山  友  二      農業委員会   染  谷     晃      事務局次長                   事務局次長                   教育総務部   大  塚  昌  浩      教 育 総務   大  川     裕      次   長                   課   長              (兼学校                                       施設課長)                                           学校教育部   宮  本  信  一      指 導 課長   松  山  秀  行    次   長                                           (兼学校                                           教育課長)                                           指 導 課   中 曽 根  仁  史      生涯学習部   中  西  直  人     いじめ防止                   次   長                   相 談 対策                   (兼生涯                   室   長                   学習課長)                   ス ポ ーツ    佐  藤  慎 一 郎     公 民 館長   鶴  巻  浩  二      振 興 課長                                           図 書 館長   新  倉  英  之      博 物 館長   小  栗  信 一 郎      消 防 本部   須  藤  恭  成      消 防 本部   吉  野  康  雄     次   長                   次   長                   (兼消防                   (兼中央                   総務課長)                   消防署長)                   予 防 課長   齋  藤  一  浩      消 防 防災   笠  原  圭  史                              課   長                   東消防署長   真  保  貴  之      南消防署長   鈴  木  孝  男      北消防署長   片  瀬  章  博                            1  出席事務局員                                         事 務 局長   竹  内  繁  教      次   長   遠  藤     剛      次 長 補佐   稲  澤  玄  哉      主   事   五 十 嵐  大  雅     (兼議事         係 長 )                                           主   事   後  藤  優  太      事 務 員   西  浦     聖            令和2年流山市議会第2回定例会日程表(第1号)                            令和2年6月4日午前10時開議                      第 1 会議録署名議員の指名                                  第 2 会期の決定                                       第 3 議案第29号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第1           号))                                       議案第30号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第2           号))                                       議案第31号 令和2年度流山一般会計補正予算(第3号)                    議案第32号 令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)                    議案第33号 令和2年度流山一般会計補正予算(第5号)                    議案第34号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例等の一部を改正する条例)     議案第35号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例の一部を改正する条例)      議案第36号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                       議案第37号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                       議案第38号 専決処分承認を求めることについて(流山介護保険条例の一部を改正する条例)    議案第39号 流山重度障害者医療費及び特定疾病者医療費の支給に関する条例の一部を改正す           る条例制定について                               議案第40号 流山市おおたかの森児童センターの設置及び管理に関する条例制定について      議案第41号 流山特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条           例の一部を改正する条例制定について                       議案第42号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山国民健康保険特別会計補           正予算(第1号))                                 議案第43号 専決処分承認を求めることについて(流山国民健康保険条例の一部を改正する           条例)                                      議案第44号 専決処分承認を求めることについて(流山後期高齢者医療に関する条例の一部           を改正する条例)                                 議案第45号 令和2年度流山水道事業会計補正予算(第1号)                  議案第46号 流山地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                                  議案第47号 市道路線の認定について                              議案第48号 市道路線の廃止について                              議案第49号 訴えの提起について                                       (議案上程提案理由説明)                            報告第 4号 継続費繰越計算書について(一般会計)                       報告第 5号 繰越明許費繰越計算書について(一般会計)                     報告第 6号 事故繰越し繰越計算書について(一般会計)                     報告第 7号 繰越明許費繰越計算書について(土地区画整理事業特別会計)             報告第 8号 繰越計算書について(水道事業会計)                        報告第 9号 繰越計算書について(下水道事業会計)                       報告第10号 専決処分報告について                              報告第11号 専決処分報告について                              報告第12号 専決処分報告について                              報告第13号 専決処分報告について                                     (説明)                                 第 4 議案第29号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第1           号))                                       議案第30号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第2           号))                                       議案第31号 令和2年度流山一般会計補正予算(第3号)                    議案第32号 令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)                           (質疑・委員会付託)                           第 5 議案第33号 令和2年度流山一般会計補正予算(第5号)                    議案第34号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例等の一部を改正する条例)     議案第35号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例の一部を改正する条例)      議案第36号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                       議案第37号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                              (質疑・委員会付託)                           第 6 議案第38号 専決処分承認を求めることについて(流山介護保険条例の一部を改正する条例)    議案第39号 流山重度障害者医療費及び特定疾病者医療費の支給に関する条例の一部を改正す           る条例制定について                               議案第40号 流山市おおたかの森児童センターの設置及び管理に関する条例制定について      議案第41号 流山特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条           例の一部を改正する条例制定について                              (質疑・委員会付託)                           第 7 議案第42号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山国民健康保険特別会計補           正予算(第1号))                                 議案第43号 専決処分承認を求めることについて(流山国民健康保険条例の一部を改正する           条例)                                      議案第44号 専決処分承認を求めることについて(流山後期高齢者医療に関する条例の一部           を改正する条例)                                        (質疑・委員会付託)                           第 8 議案第45号 令和2年度流山水道事業会計補正予算(第1号)                  議案第46号 流山地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                                  議案第47号 市道路線の認定について                              議案第48号 市道路線の廃止について                              議案第49号 訴えの提起について                                       (質疑・委員会付託)                           第 9 請願・陳情の件                                     第10 休会の件                                         本日の会議に付した事件                                      日程第4まで議事日程表のとおり                               第 5 議案第29号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第1           号))                                       議案第30号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第2           号))                                       議案第31号 令和2年度流山一般会計補正予算(第3号)                    議案第32号 令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)                           (委員報告・質疑・討論・採決)                     第 6 議案第33号 令和2年度流山一般会計補正予算(第5号)                    議案第34号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例等の一部を改正する条例)     議案第35号 専決処分承認を求めることについて(流山税条例の一部を改正する条例)      議案第36号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                       議案第37号 専決処分承認を求めることについて(流山都市計画税条例の一部を改正する条           例)                                              (質疑・委員会付託)                           第 7 議案第38号 専決処分承認を求めることについて(流山介護保険条例の一部を改正する条例)    議案第39号 流山重度障害者医療費及び特定疾病者医療費の支給に関する条例の一部を改正す           る条例制定について                               議案第40号 流山市おおたかの森児童センターの設置及び管理に関する条例制定について      議案第41号 流山特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条           例の一部を改正する条例制定について                              (質疑・委員会付託)                           第 8 議案第42号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山国民健康保険特別会計補           正予算(第1号))                                 議案第43号 専決処分承認を求めることについて(流山国民健康保険条例の一部を改正する           条例)                                      議案第44号 専決処分承認を求めることについて(流山後期高齢者医療に関する条例の一部           を改正する条例)                                        (質疑・委員会付託)                           第 9 議案第45号 令和2年度流山水道事業会計補正予算(第1号)                  議案第46号 流山地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                                  議案第47号 市道路線の認定について                              議案第48号 市道路線の廃止について                              議案第49号 訴えの提起について                                       (質疑・委員会付託)                           第10 請願・陳情の件                                     第11 休会の件 △午前10時01分開会 ○青野直議長 ただいまから令和2年流山市議会第2回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の出席を御報告します。  ただいまのところ出席議員28名全員であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立していることを御報告します。  初めに、今般の新型コロナウイルス感染症に関して、多大な困難を受けながらも感染拡大防止に御尽力をいただいている医療従事者をはじめ、緊急事態宣言を受け、様々な自粛に御理解、御協力をいただいている市民の皆様並びに関係各位に敬意を表するとともに、心より感謝申し上げます。 △諸般の報告 ○青野直議長 これより諸般の報告をします。  地方自治法第121条の規定による出席要求に対し、市長から出席者の職氏名の通知がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。  次に、市長から地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、市が出資している法人、流山市土地開発公社の経営状況について、また監査委員から同法第199条第7項に基づく公の施設の指定管理者監査、財政援助団体監査、同法第199条第5項の規定に基づく随時監査(工事)、同法第235条の2第1項の規定に基づく例月現金出納検査について、それぞれ報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。  次に、全国市議会議長会の総会において、議員在職25年以上の表彰として、乾紳一郎議員が表彰の栄に浴されました。お手元に配付の印刷物のとおりであります。  その他の会議等につきましては、お手元に配付の印刷物により御了承願います。  次に、令和2年流山市議会第1回定例会において可決されました発議第1号「児童相談所等の拡充並びに体制の強化を求める意見書について」、発議第7号「小児がん等「特別な理由」で予防接種の再接種が必要な子どもに対する接種費用を助成する制度の確立を求める意見書について」は、令和2年3月24日付で関係省庁に送付しました。  これをもって諸般の報告を終わります。  次に、令和2年第1回定例会において議会が同意し、4月1日付で教育委員会教育長に任命された田中弘美氏から御挨拶があります。田中教育長。     〔田中教育長登壇〕 ◎田中弘美教育長 このたび流山市教育委員会教育長を拝命いたしました田中弘美でございます。  今回このような大役を仰せつかり、身の引き締まる思いではありますが、私は流山の教育、学力、気力、体力の推進に当たり、子どもたちが自ら考え、周りの人の思いや願いを感じ取れる力を養い、そして何事においても自立的に学び、行動ができるよう、教育環境の充実に努めてまいる所存です。  議員の皆様におかれましては、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○青野直議長 次に、本日市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、御報告します。  本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。 △会議録署名議員の指名 ○青野直議長 これより議事に入ります。  日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において坂巻儀一議員、石原修治議員を指名します。 △会期の決定 ○青野直議長 日程第2、「会期の決定」を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から6月12日までの9日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月12日までの9日間と決定しました。 △議案の上程 ○青野直議長 日程第3、議案第29号から議案第49号までの以上21件並びに報告第4号から報告第13号までの以上10件を一括して議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明並びに報告を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 全国市議会議長会において表彰の栄に浴されました乾議員、誠におめでとうございます。長年の御功績が評価されたものと、心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますの御活躍をお祈り申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。  新型コロナウイルス感染症に関しては、4月7日に国の緊急事態宣言が発令され、去る5月25日、千葉県における緊急事態宣言が解除されました。  宣言が発令されて以降、市民の皆様には外出の自粛や休業要請など、感染拡大の防止に御理解と御協力をいただきました。  また、医療従事者の皆様や市民生活を支える業務に従事される皆様には、それぞれの分野において、今なお感染の不安を抱えながらも業務にいそしんでいただいております。  ここに、このたびの新型コロナウイルス感染症に関して御理解と御協力をいただきました全ての皆様に、深く敬意を表するとともに、心より感謝を申し上げます。  緊急事態宣言下における特定警戒都道府県内にあって、本市では市民の皆様に感染症予防に取り組んでいただき、現在までに11名の方の罹患にとどまり、人口1万人当たりに換算すると約0.56人と、非常に少ない状況に抑えることができています。  皆様お一人お一人がそれぞれの立場で懸命に感染予防に取り組んでいただいたことで、流山市の今日の状況があります。  これもひとえに市民の皆様の多大な御協力のたまものと、重ねて御礼を申し上げます。  市におきましては、新型コロナウイルス感染症に対して、2月19日に新型コロナウイルス感染症対策会議を設置して、市内でも患者発生が確認されたことを受け、3月25日、新型コロナウイルス感染症対策本部へ移行しました。これまで8回本部会議を開催し、本部各班の役割ごとに感染予防策等を進めてまいりました。  また、国や県と連携する施策等についても直ちに準備等を進めるとともに、市におきましては、緊急的な対応として、予備費や専決による予算措置を行い、実効性のある施策を講じ、対応を進めてまいりました。  ひとり親世帯への生活の安定を図るための支援策としては、児童扶養手当または遺児等手当受給者等へ1世帯当たり5万円の臨時特別給付金を5月29日に支給しました。  また、新型コロナウイルス感染症により就業環境が変化し、収入が減少する等、日常生活に困窮しているひとり親世帯への5月分の児童扶養手当支給を通常の11日から、法律上許される最も早い5月1日に前倒しして支給いたしました。  また、中小企業等への支援策としては、新型コロナウイルス感染症の影響により資金繰りに苦しむ中小企業等への支援として、セーフティネット4号の認定を受けた市内中小法人等への運転資金等の融資に係る利子と信用保証料の全額補給を4月1日から開始しました。  6月1日現在では融資件数が72件、12億4,450万円の融資を実施しています。  また、賃料が負担となっている店舗や事務所の家賃を減額した賃貸人に減額分を助成する「テナント支援協力金」制度を5月11日に創設しました。  賃料減免に応じた賃貸人に対し、減額分の80%相当額、1契約につき上限50万円を助成することにより店舗の家賃負担の軽減を図るもので、6月2日現在105件のテナントオーナーから255テナント分の申請を受け付け、申請額は2,670万円となっており、順次支給を行ってまいります。  また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、アルバイト収入の減少などで授業料の支払いが困難となった学生への支援として、50万円を上限に年間授業料の半額を給付する「学生応援給付金制度」を市独自に創設し、5月20日から受付を開始しました。  6月2日現在48件の事前相談があり、そのうち申請があった1件について支給決定を行いました。  要保護、準用保護世帯への食料費支援策としては、5月29日、小中学校の休校により自宅で過ごすこととなった要保護世帯及び準要保護世帯に対し、1人当たり1日500円の昼食支援金を950名に対し、総額1,736万2,000円を支給しました。  医療機関等に対しては、新型コロナウイルス感染症医療体制の確保を図るとともに、新型コロナウイルス感染症患者の入院受入れや疑いのある患者のPCR検査を実施した市内医療機関に対し、体制整備に係る費用の支援を行う予定です。  さらに、給与等の支払いを受けている流山市国民健康保険の被保険者であって、新型コロナウイルス感染症に感染した、または感染が疑われ療養のために労務に服することができなくなった場合に、給与収入相当額の3分の2に相当する傷病手当金の支給の受付を4月27日から開始し、これまで4件の相談があり、1件の支給決定を行いました。  一方で、国の新型コロナウイルス感染症対策緊急経済対策として、1人につき10万円を給付する「特別定額給付金」制度については、給付事務の円滑な執行を確保するために、5月1日付で健康福祉部社会福祉課内に特別定額給付金室を設置したほか、市コールセンターを5月11日に設置しました。  5月1日からマイナンバーカードを利用したオンライン申請受付を開始するとともに、11日からは生活が苦しく、いち早く給付金が必要な方のためにホームページから申請書をダウンロードする方法による申請受付を開始しました。  25日には申請書を受給対象となる約8万2,000世帯の世帯主様宛てに発送し、現在全世帯からの申請を受け付けているところです。  6月2日現在5万5,000世帯から郵送申請がありました。  5月15日から順次給付金の振込を開始し、これまでに4,121世帯、10億4,710万円の振込を完了し、6月11日には1万371世帯、24億8,880万円を振り込む予定です。  引き続き、申請された方々へ早期に支給できるよう、順次事務を進めてまいります。  市内公立小中学校及び幼児教育センター附属幼稚園の再開については、6月1日から26日まで分散登校を実施し、29日から全児童生徒による通常登校を開始いたします。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症の脅威がなくなったわけではありません。第2波、第3波の懸念もあります。  今後、市では新型コロナウイルス感染症の予防対策の徹底を図りながら、延期した市の事業等を順次再開するとともに、感染症の影響により落ち込んでいる地域経済の回復を図るため、国の支援に加え、流山市独自の支援も実施し、取組を強めてまいります。  また、新型コロナウイルス感染症が蔓延する状況下における災害時の避難所における感染症対策方針をまとめ、テントやマスク等の公的備蓄の整備を進めてまいります。  市民の皆様におかれましては、これからも引き続き、お一人お一人が感染予防の意識を高く持ち、「新しい生活様式」を取り入れた日常生活に御理解と御協力をいただきますよう何とぞお願い申し上げます。  引き続き、議員各位、市民の皆様の流山市政への御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。  さて、本日ここに、令和2年第2回定例会を招集いたしました。本定例会では補正予算7件、条例の新規制定1件、条例の一部改正3件、その他の議案10件の合計21件と報告10件について御審議いただきますので、よろしくお願い申し上げます。  提案理由の説明に先立ちまして、市政に関する諸般の報告を申し上げます。  人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により報告に代えさせていただきます。  初めに、令和2年国勢調査の実施について申し上げます。  国勢調査は、日本国内に住む全ての人及び世帯を対象とする5年に1度行われる国の最も重要な統計調査で、本年10月1日を基準日として実施されます。  本市では去る4月6日、副市長を本部長とする令和2年国勢調査流山市実施本部を設置し、5月7日、自治会等に対し国勢調査員の推薦を依頼しました。  平成27年国勢調査からは、調査票に直接記入する回答方法に加え、パソコンやタブレット、スマートフォンに対応したインターネット回答も選択できるようになりました。  10月の調査実施に向け、現在準備を進めています。  次に、令和2年度総合防災訓練の中止について申し上げます。  令和2年度総合防災訓練は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて中止とします。  次に、江戸川洪水時の垂直避難の協定締結に向けた取組状況について申し上げます。  大雨による江戸川の堤防決壊や氾濫に備えて、浸水想定区域内にある概ね3階建て以上の商業施設等へ避難する「垂直避難」のための一時避難するための施設の使用について、市では大型商業施設等事業者と「洪水時等における施設利用に関する協定」を締結できるよう進めています。  去る4月24日に、株式会社イトーヨーカ堂と協定を締結し、株式会社ヤオコー、コーナン商事株式会社、株式会社ヤマダ電機、日本GLP株式会社に次いで今回で5事業者目となります。  引き続き、垂直避難のための一時避難施設の使用について、大型商業施設等の事業者と協議を進めてまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた寄附の受入れについて申し上げます。  本年5月15日から「健康福祉基金」に新たに新型コロナウイルス感染症対策支援のための寄附枠を設けました。  寄附は、新型コロナウイルス感染症に対して、自身の感染リスクへの不安を抱えながら、昼夜を問わず業務を行っている医療従事者等へ、不足している個人防護服や医療用マスク、フェースシールド等を提供するために活用してまいります。  また、保育園や学童保育、介護や障害者施設等の福祉施設へマスクや消毒液等を提供し、社会生活維持のために必要な施設の継続運営を支援してまいります。  次に、プレミアム付商品券事業について申し上げます。  令和元年10月の消費税10%増税に伴い、消費に与える影響への緩和策として行われたプレミアム付商品券事業は、昨年10月から本年3月までの利用期間が終了しました。  対象者である非課税者2万2,842人のうち申請者は9,367人で、申請率は41%でした。  また、申請手続が不要であった3歳半未満の子どものいる対象世帯は7,748世帯でした。  期間内に市内で使用されたプレミアム付商品券の金額は合計3億478万5,000円で、プレミアム付商品券取扱店として登録された市内472店舗で利用されました。  次に、東京電力ホールディングス株式会社に対する損害賠償請求について申し上げます。  平成30年度放射能対策費の東京電力ホールディングス株式会社に対する損害賠償請求については、同社との一部合意により2億8,652万2,963円の入金がありました。  総額24億7,349万2,173円の損害賠償請求額に対し、21億9,182万2,879円の入金があり、未入額は2億8,166万9,294円となりました。  本市が被った損害について、引き続き賠償請求してまいります。  次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。  千葉県が施行する運動公園周辺地区については、令和元年度末の進捗率は面積ベースで約41%となりました。  また、去る3月13日、緑地保全を含む土地利用計画及び事業期間、資金計画を見直す事業計画変更について千葉県から公告がされました。  同じく千葉県が施行する木地区については、令和元年度末の進捗率が面積ベースで約98%となりました。  また、去る4月17日、暫定供用であった地区内の複合商業施設南側の都市計画道路3・4・35号木流山線の全区間の整備が完了しました。  本市が施行する鰭ケ崎・思井地区については、換地処分に向けた事業計画変更の縦覧を6月3日から16日まで行います。  次に、令和6年度開校を目指す新設小学校整備検討の状況について申し上げます。  南流山小学校区へ整備を検討している新設小学校については、昨年度行った木地区右岸調整池における校舎建設に関する調査では、技術的には調整池への校舎の建設は可能であるが、事業費が40億円以上かかることや、工期的に令和6年4月の開校は困難であるとの結果でした。  こうした状況を踏まえ、南流山中学校を新たな小学校として改修し、同中学校の移転先として、同学区内にある、現在運動施設としてのみ使用されている鰭ケ崎の東洋学園大学旧校舎の活用について、東洋学園大学と交渉を始めています。  また、千葉県が施行する運動公園周辺地区土地区画整理事業区域内「市野谷地区」に整備を検討している新設小学校においては、現在設計業務委託の準備を進めており、7月に簡易公募型プロポーザル方式を採用して受託者を決定する予定です。  引き続き、ただいま上程されました議案21件の提案理由及び報告10件について説明いたします。  まず、議案ですが、議案第29号「専決処分承認を求めることについて」は、新型コロナウイルス感染症対策に関する経費として、市民1人当たり10万円を支給する特別定額給付金に関する事務費、給付費などのほか、ひとり親世帯の生活安定のため、市独自に対象者1人当たり5万円を支給する給付費などの予算措置及び債務負担行為の追加について特に緊急を要したため、令和2年4月27日付で令和2年度流山一般会計補正予算(第1号)について専決処分したので、その承認を求めるもので、既定の歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ17億4,592万9,000円を追加し、予算総額を715億8,092万9,000円とする内容です。  次に、議案第30号「専決処分承認を求めることについて」は、新型コロナウイルス感染症対策に関する経費として、特別定額給付金の申請において、新たにダウンロードによる申請を開始したことなどから、給付費の追加や生活困窮学生に対する学生応援給付金の給付費などの予算措置について、特に緊急を要したため、令和2年5月18日付で令和2年度流山一般会計補正予算(第2号)について専決処分したので、その承認を求めるもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ90億5,358万1,000円を追加し、予算総額を806億3,451万円とする内容です。  次に、議案第31号「令和2年度流山一般会計補正予算(第3号)」については、特別定額給付金に関して、総額のうちこれまで専決処分を行った後に残る給付費の追加を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ97億7,730万円を追加し、予算総額を904億1,181万円とする内容です。  次に、議案第32号「令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)」については、新設小学校建設事業における工事費用の追加を行うとともに、継続費及び地方債の変更を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ4,584万円を追加し、予算総額を904億5,765万円とする内容です。  なお、本議案は、後日今議会に追加提案を予定しております流山市新設小学校新築工事の変更契約に係る議案の予算上の根拠となるものです。  次に、議案第33号「令和2年度流山一般会計補正予算(第5号)」については、新型コロナウイルス感染症対策に関連する経費として、小中学校のトイレの洋式化及び手洗い場の自動水栓化の経費をはじめ、保育士緊急確保対策など所要の補正を行うとともに、これらに関連して地方債の追加を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ4億2,121万9,000円を追加し、予算総額を908億7,886万9,000円とする内容です。  次に、議案第34号及び議案第36号は、流山税条例等の一部を改正する条例制定及び流山都市計画税条例の一部を改正する条例制定について専決処分承認を求めるものですが、関連がありますので、一括して説明いたします。  両案は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、令和2年度以降の年度分の市民税、固定資産税、都市計画税等の賦課等について特に緊急を要したため、同日付で専決処分したので、その承認を求める内容です。  次に、議案第35号及び議案第37号は、流山税条例の一部を改正する条例制定及び流山都市計画税条例の一部を改正する条例制定について専決処分承認を求めるものですが、関連がありますので、一括して説明いたします。  両案は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける納税者等に関する特例措置等について特に緊急を要したため、同日付で専決処分したので、その承認を求める内容です。  次に、議案第38号「専決処分承認を求めることについて」は、流山介護保険条例の一部を改正する条例制定について、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が令和2年3月30日に公布されたことに伴い、令和2年度以後の年度分の介護保険料の賦課について特に緊急を要したため、同日付で専決処分したので、その承認を求めるものです。  次に、議案第39号「流山重度障害者医療費及び特定疾病者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、精神障害者保健福祉手帳1級所持者へ助成する医療の範囲及び支給する医療費の額を拡大するとともに、支給方法を現物給付とする内容です。  次に、議案第40号「流山市おおたかの森児童センターの設置及び管理に関する条例制定について」は、公の施設として流山市おおたかの森児童センターを設置し、その管理及び当該施設において実施する一時預かり事業について必要な事項を定め、指定管理者による管理を行わせる内容です。  次に、議案第41号「流山特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、当該施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を改正する内容です。  次に、議案第42号「専決処分承認を求めることについて」は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金及びその財源として、県支出金の予算措置について特に緊急を要したため、令和2年4月27日付で、令和2年度流山国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について専決処分したので、その承認を求めるもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ200万円を追加し、予算総額を141億4,382万4,000円とする内容です。  次に、議案第43号「専決処分承認を求めることについて」は、流山国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、新型コロナウイルス感染症により給与等が減少した本市国民健康保険の被保険者に対して新たに傷病手当金を支給するに当たり特に緊急を要したため、令和2年4月27日付で専決処分したので、その承認を求める内容です。  次に、議案第44号「専決処分承認を求めることについて」は、流山後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、新型コロナウイルス感染症により給与等が減少した千葉県後期高齢者医療の被保険者に対して、千葉県後期高齢者医療広域連合から新たに傷病手当金を支給するに当たり、当該申請の受付事務を市の事務とすることについて特に緊急を要したため、令和2年5月8日付で専決処分したので、その承認を求める内容です。  次に、議案第45号「令和2年度流山水道事業会計補正予算(第1号)」については、資本的支出において、千葉県施行の道路整備事業にて既設排水管が支障となることが判明し、急遽配水管の切り回しを実施する必要が生じたため、既決予定額に委託料287万1,000円及び工事請負費1,546万6,000円を増額し、総額を32億8,902万1,000円とする内容です。また、当該事業の費用負担として県負担金が増加することから、資本的収入において既決予定額に1,833万7,000円を増額し、総額を9億5,711万1,000円とするものです。  次に、議案第46号「流山地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、中野久木・小屋・北物流施設地区地区計画、パレットコート松ケ丘地区地区計画及びおおたかの森HITOKIWA地区地区計画の都市計画決定に伴い、これらの地区計画の地区整備計画区域について、建築基準法第68条の2第1項の規定により建築物の用途等の制限を定める内容です。  次に、議案第47号「市道路線の認定について」は、区画整理事業によるもの55路線、民間宅地開発によるもの8路線、その他1路線の計64路線を市道として認定し、適切な維持管理の下、市民の利便の向上に資する内容です。  次に、議案第48号「市道路線の廃止について」は、区画整理事業によるもの28路線を廃止する内容です。  次に、議案第49号「訴えの提起について」は、消防救急デジタル無線装置購入契約に係る入札において、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第3条の不当な取引制限が行われ、当該契約金額が違法に引き上げられたことを理由として、損害賠償の請求の訴えを提起する内容です。  次に、報告について説明いたします。  まず、報告第4号「継続費繰越計算書について」は、令和元年度流山一般会計継続費繰越計算書で、10事業について翌年度への逓次繰越をしたという内容です。  次に、報告第5号「繰越明許費繰越計算書について」は、令和元年度流山一般会計繰越明許費繰越計算書で、29事業について翌年度への繰越額が確定したという内容です。  次に、報告第6号「事故繰越し繰越計算書について」は、令和元年度流山一般会計事故繰越し繰越計算書で、当該年度内の事業完了が困難となったことから、4事業について翌年度への事故繰越しとして措置したという内容です。  次に、報告第7号「繰越明許費繰越計算書について」は、令和元年度流山土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書で、4事業について翌年度への繰越額が確定したという内容です。  次に、報告第8号「繰越計算書について」は、令和元年度流山水道事業会計予算繰越計算書で、当該年度内の事業完了が困難となったことから、建設改良費等に係る繰越事業21事業について、翌年度への繰越しとして措置したという内容です。  次に、報告第9号「繰越計算書について」は、令和元年度流山下水道事業会計予算繰越計算書で、当該年度内の事業完了が困難となったことから、建設改良費等に係る繰越事業17事業について、翌年度への繰越しとして措置したという内容です。  次に、報告第10号「専決処分報告について」は、公用車の事故4件の和解及び損害賠償の額の決定について専決処分したという内容です。  次に、報告第11号「専決処分報告について」は、市が管理する道路上で発生した物損事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について専決処分したという内容です。  次に、報告第12号「専決処分報告について」は、介護保険の認定調査中の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について専決処分したという内容です。  次に、報告第13号「専決処分報告について」は、敬老バスさつき号の事故に係る和解について専決処分したという内容です。  以上をもちまして議案の提案理由及び報告についての説明を終わります。  提案いたしました議案について、御審議の上、可決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明並びに報告は終わりました。     議案第29号から議案第32号 ○青野直議長 日程第4、議案第29号から議案第32号までの以上4件を一括して議題とします。 △質疑
    ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第29号から議案第32号までの以上4件は、総務委員会に付託します。  なお、総務委員長から、議案第29号から議案第32号までの以上4件の審査を直ちに行うとの報告がありましたので、委員は第3委員会室に御参集ください。  委員会審査のため、暫時休憩します。     午前10時47分休憩     午後 4時45分再開 ○青野直議長 休憩前に引き続き会議を開きます。     会議時間の延長 ○青野直議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。 △日程の追加 ○青野直議長 先ほど総務委員長から、議案第29号から議案第32号までの以上4件の審査を終えた旨の報告がありました。  お諮りします。総務委員長から報告のあった議案第29号から議案第32号までの以上4件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、議案第29号から議案第32号までの以上4件は日程に追加し、議題とすることに決定しました。  なお、以下の日程は順次繰下げますので、御了承願います。     委員報告 ○青野直議長 日程第5、議案第29号から議案第32号までの以上4件を一括して議題とします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。石原修治総務委員長。     〔石原修治総務委員長登壇〕 ◎石原修治総務委員長 総務委員会に付託されました議案4件の審査につきまして、その審査結果について審査経過順に報告します。  初めに、議案第29号「専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第1号))」について申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策に関する経費として、市民1人当たり10万円を支給する特別定額給付金に関する事務費、給付費などのほか、ひとり親世帯の生活安定のため、市独自に対象者1人当たり5万円を支給する給付費などの予算措置及び債務負担行為の追加について特に緊急を要したため、令和2年4月27日付で、令和2年度流山一般会計補正予算(第1号)について専決処分したので、その承認を求めるもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ17億4,592万9,000円を追加し、予算総額を715億8,092万9,000円とするものです。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決定しました。  次に、議案第30号「専決処分承認を求めることについて(令和2年度流山一般会計補正予算(第2号))」について申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策に関する経費として、特別定額給付金の申請において、新たにダウンロードによる申請を開始したことなどから、給付費の追加や生活困窮学生に対する学生応援給付金の給付費などの予算措置について特に緊急を要したため、令和2年5月18日付で令和2年度流山一般会計補正予算(第2号)について専決処分したので、その承認を求めるもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ90億5,358万1,000円を追加し、予算総額を806億3,451万円とするものです。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決定しました。  次に、議案第31号「令和2年度流山一般会計補正予算(第3号)」について申し上げます。  本案は、特別定額給付金に関して、総額のうちこれまで専決処分を行った後に残る給付費の追加を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ97億7,730万円を追加し、予算総額を904億1,181万円とするものです。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第32号「令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)」について申し上げます。  本案は、新設小学校建設事業における工事費用の追加を行うとともに、継続費及び地方債の変更を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ4,584万円を追加し、予算総額を904億5,765万円とするものです。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で総務委員会の委員報告を終わります。 ○青野直議長 これをもって委員長の報告を終わります。     委員報告に対する質疑 ○青野直議長 これより委員報告に対する質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。26番小田桐仙議員。     〔26番小田桐仙議員登壇〕 ◆26番(小田桐仙議員) 日本共産党を代表して、補正予算第1号から第4号について、それぞれ順を追って賛成討論を行います。  まず、議案第29号、議案第30号、専決処分承認を求める一般会計補正予算(第1号)及び(第2号)並びに議案第31号、先議となった一般会計補正予算(第3号)について、新型コロナウイルス感染症に対する関連施策でありますので、一括して賛成討論を行います。  未曽有の危機を引き起こした新型コロナウイルス感染症は、日本国内で初の緊急事態宣言の発令となり、千葉県も特別警戒地域となり、解除後の今も様々な課題を残しました。  そこで、まず新型コロナウイルス感染症の患者さん、そして御家族の皆さんにお見舞いを申し上げます。そして、この対策の最前線に当たられている医療関係者、介護、保育、福祉、教育、ごみ処理、また福祉や商業部門で日々寄せられている相談の窓口対応に懸命に従事されている全ての職種、全ての事業所、全ての職員の皆さんに、この場をお借りして心より敬意と感謝を申し上げます。  さらには、補正予算第1号から第3号の大部分を占める定額給付金がまだお手元に届いていない市民の皆さん、コロナ禍の下で暮らしも、仕事も、経営も本当に本当に厳しい、苦しい中、お待たせをして本当に申し訳ありません。市職員、民間事業者のスタッフを挙げて、一日でも早くお届けできるよう懸命に作業中でございます。もうしばらく御猶予、御了承を切にお願いをいたします。  さて、議案の補正予算については、幾つかの問題点、特に2つの問題点を指摘をさせていただきたいと思います。  第1に、市民の声が届いていない、各施策展開に大きな穴が空いていることです。まちを歩けば、市内で検査はできるの、市内に入院体制はあるの、どこでもこの声をお聞きします。それなのに、医療提供体制の予算は1,470万円。介護事業所には予算はゼロ円です。1から3号補正総額205億7,681万円に対し、0.1%以下です。これで何を守れるのでしょうか。市民の御協力でクラスターは運よく免れているだけで、本市でも全国各市のようにクラスターが発生してもおかしくないし、発生は市民の怠慢ではなく、新型コロナウイルス感染症が持っている怖さそのものです。それに、国や県はもとより、市民生活に一番身近な市がほとんど無策では本当に絶望的であり、とりわけ担当課で課題と挙げたPCRの外来検査センターの構築、疑い患者さんを含めた病床確保、そのために一般疾患患者用ベッドを削減する施策などなど、医療供給体制の大幅な施策拡充を強く要求します。  また、市内の教育機関における対応充足という点でも、ぽっかり穴が空いています。現場教職員の奮闘任せで、人員を増やす準備もありません。大事なことは、教職員が個人としても組織としても連携を図り、三密を防ぎながら児童生徒に寄り添い、丁寧な事業をサポートし、何よりも心の不安解消に全力を挙げることが求められています。その業務に集中できるよう様々なサポートを充足することが市の責任であり、今後の対応を抜本的に拡充することを求めます。  第2の問題点はスピードです。各施策の執行に当たり、現場での奮闘には敬意を表しますが、もっとスピードを上げた対応ができなかったのか。他市の実例からも、臨時議会を招集しないという市長の責任は本当に重大です。とりわけ経済対策では、国、県の施策の遅れ、実務的な遅れも重なり、深刻さが際立っています。社会福祉協議会で御対応いただいている緊急小口融資の窓口では、当初必要だった印鑑登録証明書の発行を申請するお金もない、光熱水費が停止寸前という方もおられたという話ですし、廃業、失業、収入減、収入も絶たれた方もたくさんいます。持病もあり、コロナによるお客の激減をきっかけに廃業し、生活保護を申請した方、コロナで親も自宅勤務が増え、収入が減り、自分もバイト代が激減し、食事も1日1食まで減らし、なおかつ嫌なバイトをかけ持ちして、やっと何とか授業料を払った学生、一刻一刻、1件1件、実態は深刻です。この現実を前にすれば、国の制度とはいえ、持続化給付金や雇用調整助成金は、申請の事実と経営の実態があれば、市が立替え払いしてでも、困窮している実態を救済する取組が必要です。  また、社協及び商工会議所にも人員を派遣し、相談体制の強化はもとより、市内に出向いて声をかけ、書類のお届けをするなど、目に見える運動を思い切って展開することも重要です。  さらには学生応援給付金制度は、申請がまだ1件、見込みを含めても5件しかなく、まだまだ使いづらい制度です。前期授業料未納という高いハードルをやめて、コロナ禍の下で授業料支払いに困窮している学生という目的に沿った制度へさらなる改善を求めます。  ふだんは、市の力を借りずとも懸命に暮らしている市民に、こういう時こそ手を差し伸べ救済する、実際児童扶養手当や就学援助を利用されている世帯から寄せられた声に応えて、今回新たな制度を創設し、喜びの声を聞かれているわけですから、自治体らしさ、自治体職員のやりがいの原点に立ち返った取組を強く強く求めます。  最後に、施策以外の問題として2点指摘します。  第1に、自治基本条例、議会基本条例に沿った行政運営はもとより、行政及び議会が一丸となって住民の福祉の増進に全力を挙げるよう臨時会を市長は招集すべきだったと改めて提起します。  第2に、我が会派も、その他の会派も、業務に差し支えがないようにと、文書によるコロナ対策の要望をされていますが、文書回答が未実施ではないかと捉えていますので、ぜひ積極的な文書による回答の御対応されるよう提起をして、補正予算第1号から第3号についての賛成討論を終わります。  次に、令和2年度流山一般会計補正予算(第4号)についても賛成としますが、討論で課題も提起させていただきます。  委員会審査で、学校の引渡しが2月28日から5月31日へ大きくずれ込むことになりました。また、地中から産業廃棄物などの殻も発見をされました。まず、教職員はもとより、通うことになる児童、保護者の皆さんに、誰からも、一言も、この公式の場でおわびがない事態はそのままにしておくわけにはいきませんので、私から心よりおわびを申し上げます。  4月からの利用に際し、工事中ながら教職員、児童に大変な御迷惑おかけしますが、安全対策の徹底は何よりも増してこの場から強く指摘をするとともに、開校準備を含め、開校作業に向け、全庁で全てをやり切る、やり抜く立場で業務に当たることを強く求めます。  議案の内容も含め、これらの責任は担当課だけの問題ではありません。第1に、全国一、二位を争う過大規模校の計画となっていること。第2に、子どもが増えている地域から大きく離れた場所で、かつ保全すべき調整区域での立地としたこと。第3に、各学校の施設の老朽化だけではなく、新築及び増築など業務が集中しているにもかかわらず、新たな部設置は昨年4月まで遅れてしまったことなど、市長の失政や判断ミスにその大本の原因があります。  さらに、今コロナ禍の下で、新しい生活様式も提起される中、手洗い場そのものも足りない学校が市内で残されています。少人数学級の拡大という教職員、児童、保護者の願いに応えれば、本市独自の学校配置、規模の考え方は大本から見直しが迫られることも予測されます。今議案を契機に、改めて適正規模、適正配置の計画策定を強く求めて賛成討論を終わります。 ○青野直議長 これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  議員は自席にお座りください。  採決は、電子採決により行います。  初めに、議案第29号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「承認」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第29号は、27対ゼロをもって原案のとおり承認されました。  次に、議案第30号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「承認」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第30号は、27対ゼロをもって原案のとおり承認されました。  次に、議案第31号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第31号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第32号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  議員は元の席にお戻りください。     議案第33号から議案第37号 ○青野直議長 日程第6、議案第33号から議案第37号までの以上5件を一括して議題とします。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。     委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第33号から議案第37号までの以上5件は、総務委員会に付託します。     議案第38号から議案第41号 ○青野直議長 日程第7、議案第38号から議案第41号までの以上4件を一括して議題とします。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第38号から議案第41号までの以上4件は、教育福祉委員会に付託します。 △議案第42号から議案第44号 ○青野直議長 日程第8、議案第42号から議案第44号までの以上3件を一括して議題とします。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第42号から議案第44号までの以上3件は、市民経済委員会に付託します。 △議案第45号から議案第49号 ○青野直議長 日程第9、議案第45号から議案第49号までの以上5件を一括して議題とします。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第45号から議案第49号までの以上5件は、都市建設委員会に付託します。 △請願・陳情の件 ○青野直議長 日程第10、「請願・陳情の件」を議題とします。  今期定例会において受理した請願・陳情は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託します。 △休会の件 ○青野直議長 日程第11、「休会の件」を議題とします。  委員会審査並びに総合調整のため、明6月5日から6月11日までの7日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、明6月5日から6月11日までの7日間は休会することに決定しました。 ○青野直議長 この際、お知らせします。  常任委員会の開催については、それぞれ次のとおり各委員長から報告がありました。  市民経済委員会 6月8日午前10時 第3委員会室  総務委員会 6月8日午後1時15分 第3委員会室  都市建設委員会 6月9日午前10時 第3委員会室  教育福祉委員会 6月9日午後1時15分 第3委員会室  以上のとおりであります。  なお、委員会の招集通知は改めてしませんので、御了承願います。 ○青野直議長 以上をもって本日の日程は全部終了しました。  次の本会議は、6月12日午後1時から開きます。  本日はこれにて散会します。  お疲れさまでした。 △午後5時12分散会...